「人権の森と史跡」を訪ねて

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毎日曜日、私と家内は母教会の葛飾茨十字教会に通っています。今日は清瀬市にある清瀬聖母教会に行きました。聖餐式の後、近くにある多摩全生園に行きました。コロナ禍で三年間、遠慮していましたが、やっと思いが叶いました。最初は国立ハンセン病資料館へ。知らないことだらけで衝撃を受けました。1996年の「らい予防法廃止」はつい二十数年前のことです。今も園内を歩くと、入所者の居住地があり、いまだ続いている偏見と差別について考えさせられました。続いて、聖フランシス聖エリザベツ礼拝堂付近を散策しました。

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この写真は聖公会「聖フランシス聖エリザベツ礼拝堂」です。お隣にカトリックの教会もあります。

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下の小高い丘は、「望郷の丘」です。ハンセン病資料館のご案内で知りましたが、この丘は、雑木林を開墾した時、逃走防止用に掘った際の残土を重ねて踏み固め、築山(望郷の丘)が完成したとのこと。入所者のほとんどがこの丘に登り、故郷を偲んだそうです。

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帰りに、再び清瀬聖母教会に立ち寄り、美味しい筍をいただいて帰りました。

k-tanaka

ピアノ教師

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