長崎五島 巡礼の旅 三日目(5/31)

今日も6時に起床、6:30朝食。朝からお刺身の和食でした。食後にロビーでコーヒータイム。4日目に初めて降雨がありましたが、傘はいらない程度です。

ホテルのロビー。窓の奥に見えるのは温泉施設(別棟です)

8:00 ホテルマルゲリータ奈良尾の玄関にチャーターバスがお出迎え。今晩は連泊なので小さなバッグ一つを持って出発!今日は8つの教会を訪問します

三日目のスタートは、9:15 江袋教会。木造で古そうだけど、下の説明を見ると、平成19年に火災で焼失し、平成22年(14年前)に再建したとのこと。

江袋教会
江袋教会の説明

9:45 仲知教会(ちゅうち教会)へ。今回のツアー中、最北に位置します。早朝に訪問できたので、信者さんが聖母祭を始める前に、教会内のステンドグラスなど見学できました。ちょうど聖母祭の時期でしたので、信者の皆さん、お花を持って集まって来られます。

仲知教会
ファチマの聖母と羊飼いの説明
ファチマの聖母と羊飼い

冷水教会へ向かいます。バスは海沿いに走ります。三日目は曇りでしたが雨には遭いませんでした。

冷水教会付近、教会は海に面しています。
冷水教会、海に面しています

10:35 冷水教会。鉄川与助による建築ですが、自身が失敗作と言ったとされる教会。

11:15 旧鯛ノ浦教会。正面から見ると、レンガ造りの暖かさを感じる教会でした。ルルド、プチジャン神父の像もありました。

旧鯛ノ浦教会
左のレンガ造りが旧鯛ノ浦教会、右の白いのが新しい鯛ノ浦教会。聖家族像が見えます。
聖家族像
「鯛之浦の六人斬り」と言われる「鷹の巣キリシタン殉教碑」

1870年1月27日の深夜、鷹巣に住んでいた「中田寅吉」方に有川郷士と名乗る4人組が「キリシタン征伐に来た」と怒鳴り込み、寅吉の妻「ヨネ」、長男「勇次」、次女「レツ」、平戸からお産に来ていたヨネの妹「コン」とコンの夫「友吉」を殺害、それに加えてコンの胎児まで突き刺し、2家族計6名が残忍な殺害によって殉教した。その後、6名の遺体と血痕は、福江からの検視役の調査を待って棺と容器に収容され、遺体は聖堂裏の丘へ、血痕は聖堂脇の窪地に埋葬された。後に4人の郷士は「赦されぬ新刀試し切り」として、切腹を申しつけられている。と書かれている。

鯛ノ浦教会のルルド。下は拡大2点。
マリア様
ベルナデット。ご遺体は現在もヌヴェールのサン・ジルダール修道院の大聖堂にガラスの棺に納められており、参詣者はその姿に接することができるとのことです。

11:55 昼食です。有名な「麺’はまさき」の五島うどんです。

五島うどんは椿油が入っていて、つるつるの食感で美味しかった。朝昼晩とも刺身付きです。

午後は、12:57 頭ガ島教会(かしらがじま教会)へ。上五島空港(現在定期便なし)の近くで五島列島の最も東端に位置します。

頭ガ島教会(かしらがじま教会)
解説です

外観は石造りですが、中は「花の御堂」と呼ばれるほどお花の彫刻が張り巡らされてた可愛らしい天主堂です。柱がないことも特徴です。鉄川与助による建築です。写真撮影ができないので、ネットに掲載されているページを貼り付けました。

頭が島教会の内観(Web上から画面キャプチャー)

内観はラウダーテのサイトでも見られます。https://www.pauline.or.jp/visitingchurches/201204_kashiragajima.php

頭が島教会 キリシタン拷問五六石の塔(石を積む拷問)
頭が島教会のルルド

12:25 跡次教会(あとつぎ教会)へ。

跡次教会(あとつぎ教会)
跡次教会 「海の星聖母」が見守っています
「国家石油備蓄基地」知りませんでした。海に浮かぶ基地です。

14:55 中ノ浦教会へ。近くの海面にこの白い教会が映るので「水鏡の教会」と呼ばれています。今日は時間的に映らず残念でした。

外観もきれいですが、内観はすばらしかった。
中ノ浦教会の説明
聖母マリア像の前でパチリ!

15:35 土井ノ浦教会へ。

土井ノ浦教会
土井ノ浦教会の説明
マリア像の左上にイェス様が見えます

今日は8つの教会を巡りました。 16:40 マルゲリータ奈良尾に戻りました。夕食時に夕焼けがきれいだった!

マルゲリータ奈良尾のレストランから夕陽をパチリ

夕食のメニューは、鰺クルミ、カマス焼きびたし、海老ワンタン、真鯛の薄造り、サツマイモのおかき団子、塩焼き、葛餅でした。明日は4日目、最終日です

k-tanaka

ピアノ教師

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