私はレッスンで親指の問題をよく指摘します。起こる問題はいろいろありますが、人によってケースも内容も異なるので、一口に解決策はコレです！！ と言えないのもこの問題解決を難しくしている気がします。ですから、「ピアノの弾き方」というようにまとめられないので、レッスンで個々に対応するのが一番かなと思います。
親指の問題を意識しにくい方もいらっしゃるので、楽曲の演奏を真上から確認できればわかりやすいかなと思いました。（人の目線では斜めから見るので。）生徒さんがレッスン後に自分のスマホで見れるように考えてみました。金町公園前教室ではオンラインレッスン用に天井にWebカメラを設置しています。
今日、対面レッスン用にも使えるように設定を変更しました。カメラをスマホに直結しましたが、これはうまくいかなかった。スマホがカメラを認識しないようでした。そこで、私のノートパソコンに録画してみました。親指がよく見えます（下の写真です。実際は動画ですが。）。レッスンで必要な箇所を動画で撮り、動画編集せずに生徒さんのスマホへ転送するか、共有フォルダに置くか、今後進めながら考えてみます。オンラインレッスンではワンレッスンを通して撮っていましたが、今回は数秒のクリップを１～２つ程度考えています。親指問題以外にも、Chopinエテュードのような同じテクニックが続くケースでの腕の可動域もよく見えます。１ピアノのレッスンでは生徒さんと私が交代で撮ることで、可動域の問題はよくわかります。この点では、２ピアノレッスン室よりもメリットがあるかもしれません。撮影は全員を撮るわけではありません。レッスン生が録画を希望する場合で、かつそれが効果的と思われるケースに限定することとし、ノートパソコン上の動画データの二次使用は受講生▪教師とも厳禁とし、教師側は次回のレッスンまでにデータを削除します。このプライバシーポリシー、セキュリティポリシーは文書化してより安全性を高めたいと思います。
目線から指や手を見るよりも、真上から見れるので、いいかも。
